佐賀県が、県内の食をPRする「23時の佐賀飯アニメ」をツイッターや特設サイトで流している。「マモ」の愛称で知られる人気声優・宮野真守さんのせりふが食欲をそそる。
動画は約20秒。15日に始め、24日まで10夜連続で午後11時に公開する。小腹のすいた時間帯に流し、お取り寄せしてもらおうという戦略。佐賀牛、呼子のイカ、いちごさん、シシリアンライスなど10品目を、ひとつずつ取りあげていく。
竹崎カキは、炭火で焼かれる身の厚いカキが殻の上で躍動する。「でろんと、ぷりっと、じゅるっと、うめえ」とのせりふが流れる。北方ちゃんぽんは「シャキうま野菜の塩気が、全人類の疲れをねぎらう」。いずれもおなかが鳴るようなグーッという音で終わる。
佐賀県の担当者は「おいしそうな瞬間を描いた。時間が短い分、何度も繰り返し見てもらえているようだ」。宮野さんは「深夜に見るのは危険なアニメ。くれぐれもご注意ください」とコメントしている。(福岡泰雄)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル